季節のお野菜生産者特集

肉質が緻密で煮くずれもしにくく、おでん等の炊き物に適しています。
曽束さんの聖護院大根の特徴
より安心な作物を生産するため、基本的には減農薬で栽培しています。1回の農薬の使用量を減らして、大根に負担がかからないように考慮しています。まだ実が小さめの物を中心に取っているので皮が軟らかいのが特徴です。
農家さんの経歴
大学時代サッカーに没頭していましたが、母親が亡くなってから家業の農業に就きました。当時21歳で、今年で33年目になります。父親と奥さん、子供3人との6人家族です。
曽束さんへ突撃インタビュー
Q1.生産地域の久御山の良いところは?
平野になっており、日照時間も長いので野菜つくりには適した地域です。京都では比較的大型の農業産地となっており、淀地区を含めて聖護院大根の産地としても有名です。
Q2.土と水へのこだわりはありますか?
水はまだ芽が小さい時しか必要としませんが、地下水を使用しています。大根はもともと砂地に適したものなのですが、久御山はもともと沼地で粘土質の土壌だったため、改良し、上から砂をいれて大根に適した土壌つくりをしています。
Q3.収穫時・出荷時に気を付けていることはありますか?
大根はたいてい朝に収穫するのですが、日が照りだし朝露が乾いた頃に収穫しています。朝露の多い時間に収穫すると、大根の水分が多くなり、実が張って割れてしまうことがあるからです。収穫時は葉が付いたままだと葉に栄養を持って行かれるので、その場で葉を落として鮮度維持を行います。
Q4.農家で良かったことはなんですか?
全てが自分の責任のもとで仕事ができることで毎日が楽しいですね。また自然が相手なのでそれに立ち向かいながら、頑張った分だけ成果が挙がってくる
Q5.曽束さんのおすすめの食べ方はなんですか?
若い大根は皮が薄く、柔らかくても煮崩れしにくいのでおでんやブリ大根がお勧めです。
曽束さんに聞く!美味しい聖護院大根の見分け方
なかなか判断しにくいと思いますが、実の大きさに対して葉の本数が多い物が良いです。というのは、葉が少ないものは長い期間土の中で埋まっているものです。埋まっている時間が長いと土の上に出ている葉が外気で傷み、出荷時に葉を除いて、本数が減ります。若くて良い大根か、お年を召された大根かということです。
京野菜の豆知識
聖護院大根の歴史
聖護院大根の誕生地は、京都市東部の左京区聖護院地区です。江戸時代末期に尾張の国から奉納された細い宮重だいこんを聖護院で作りはじめ、太くて短い形のものを選んで毎年種を取り、栽培しているうちに丸形になったと言われています。土壌の浅い京都の土によく適していたため、聖護院一帯に栽培が広がり、聖護院大根という名で呼ばれるようになりました。
聖護院大根の栄養素
ビタミンCが非常に多く、カルシウムもほうれん草の2倍以上含まれています。イソチアシネートというガン抑制物質もたっぷり含まれており、一般の大根と比べ、1.5倍も多いといわれています。補酵素にはアミラーゼ、オキシターゼ等が含まれ、アミラーゼはでんぷんを分解する働きがあり、お米が主食の日本人には欠かせません。また、老化予防やイライラの解消、美肌効果など栄養価も高い京野菜です。
曽束さんの一日
年、季節、月のスケジュール
曽束さんの苦労したこと
聖護院大根は大きくなってからはあまり病気や天候の影響を受けにくいのですが、芽が小さい段階では色々苦労します。播種時期が台風の期間に被ることが多く、撒いても流されてしまうこともありますし、芽が出てくれば大根の芽だけを食べる害虫が出てきたりとその対策・防除には気を使います。
曽束さんの聖護院大根畑

過去の生産者特集一覧

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