季節のお野菜生産者特集

できる限り自然に合わせて味の良い小松菜を育てています。
古里さんの小松菜の特徴
年間を通して小松菜を生産しているのですが、自然に合わせて育てるようにしています。
気温が上がる春から秋は暑さに強い品種を、逆に気温が下がる秋から冬にかけては寒さに強い品種を作っています。
農家さんの経歴
就農して27年目。普通高校を卒業後、種苗会社が運営する専門学校で厳しく農業の基礎を学んだ後、実家の農業を継ぐために就農しました。
古里さん突撃インタビュー
Q1.生産地域の八幡という土地は?
昔から農業が盛んな土地で、京都府内ではいち早く40年程前に農地の区画整備が行われ生産性の効率化が図られました。
若い生産者も増えており、6年前に私も含めて作った生産者グループは、今もなお増えています。
Q2.土へのこだわりはありますか?
野菜をつくる上で最も重視しているのは土づくりです。独自に配合した有機肥料を使って土を作っており、化成肥料は一切使わないのがこだわりです。
私たちの使用しているこだわりのある有機肥料は琥珀のような色を
Q3.水へのこだわりはありますか?
私たちは芽が出た後は、ほとんど水やりを行いません。
水分のやりすぎで水太りした野菜よりも、しっかり土に根を張って育ったもののほうが強くて味も良い野菜に育つので、水やりは夏場の暑い時期に足りなくなったら
散水する程度で基本的には自然に任せています。
Q4.生育中のこだわり・工夫はなんですか?
ハウスでの栽培なのですが、自然の環境で育つようにハウスの側面に二段階の通気窓を設置し、ハウス内部には扇風機も設置して常に空気を循環させる様に育て
ています。窓を2段設置す
Q5.収穫時・出荷時に気を付けていることはありますか?
出荷後に変色や劣化が発生しないよう、余分な葉は収穫時に取り除いてから出荷しています。長い葉の外側に短い葉があれば変色する可能性が高いので、
収穫時に緑色であっても取り除いています。
Q6.農家で良かったことはなんですか?
野菜をつくる喜びが得られることと、同じ思いを持って農業に従事しているグループのメンバーと思いを共有しつつも競争しながら日々向上心をもって生活できることです。
都市が近く若い生産者が増えていることも刺激になりますね。
Q7.古里さんのおすすめの食べ方はなんですか?
家ではベーコンと一緒にバターで炒めたり、あぶらあげとの“炊いたん”が食卓に上がります。
キャベツの代わりに小松菜を使ったお好み焼きも美味しいですよ。
小松菜の見 分け方
色が濃いものがおいしいというイメージがありますが、それぞれの品種で色の濃淡がありそれぞれ美味しいです。
逆に色が濃すぎるものは生育中の水分不足で、食感も良くなく、食べた時に筋が残ってしまうこともあるので注意して見ています。
京野菜の豆知識
小松菜の歴史
東京都の東端、千葉県に接する江戸川区で、蕪(かぶ)から改良され、江戸時代初期から栽培されていました。
享保4年(1719年)八代将軍吉宗が鷹狩りの際、旧西小松川村の香取神社に立ち寄りました。
時の宮司はこれといって差し上げるものもなく餅の澄まし汁に青菜を彩りにあしらって差し出すと、吉宗が大変喜び、その菜をこの地にちなんで”小松菜”と命名したということです。
そしてその後、京都でも盛んに栽培されるようになり、京都の風土・気候に合った特徴のある小松菜になり、『京こまつな
小松菜の栄養素
小松菜は栄養価の高い緑黄色野菜で、カルシウム・ビタミンA・鉄・カリウム・食物繊維などを多く含んでいます。
小松菜は、ほうれん草と栄養価が似ており、比べてみると鉄分はやや少ないものの、カルシウムは5倍で、野菜の中ではトップクラスです。
また小松菜は、貧血の予防効果がある鉄、動脈硬化やがんなど成人病を予防するといわれるβ-カロチン(ビタミンA)、風邪を予防し、美容に効果的な働きをするビタミンCを豊富に含んでいます。
古里さんの一日
古里さんの苦労したこと
やはり一番の悩みは自然との闘いです。ここ数年は毎年1度は河川の増水による水害で地面から20cm程まで水で浸かってしまいます。
また、自然に近い環境での栽培なので暑い時期には虫害にも頭を悩ませてしまいます。ハウスの通気窓にはネットを張って外からの侵入を防ぎつつ、内には捕虫器を多数設置しています。
古里さんの小松菜畑

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