生産者のご紹介
渋谷農園
渋谷昌樹
大学時代から実家の農業を手伝い、卒業後すぐに本格的にスタート。「30歳までに若い人が働ける生産法人の立ち上げ」という目標を掲げ、少しずつ生産規模を拡大。
そして目標通り、株式会社渋谷農園を設立した。現在、10品目を生産。「渋谷農園の野菜が京都で一番の評価をもらう」という次なる目標に向かって、社員一丸となって日々生産に取り組んでいる。
今回は九条ねぎづくりのこだわりを伺った。
取り扱い品目:
九条ねぎ/根切り九条ねぎ
全長1mにも成長する九条ねぎですが、一番おいしいと言われるのは75~85cm。うちの農園では、お客様にベストな状態で食べていただくために、この長さで収穫することを徹底しています。
地域に合わせた土づくり
京都府の南部に位置する八幡は、地域によって砂地や粘土質など、土質が違います。それぞれの土質に合った栽培方法を考えないといけないのが難しいのですが、おいしい九条ねぎが育つ環境づくりを工夫しています。根は野菜の「胃袋」
根がしっかりとした「良い苗」を作ることにこだわっています。根は人間にたとえると胃袋。丈夫な根は土から栄養をぐんぐん吸収するんです。ご飯を食べないと元気が出なくなるのは野菜も同じ。ちゃんと栄養を摂ることでおいしい九条ねぎに育ちます。うちの農園ではこうやって人間に置き換えて考えるようにしています。そうすると野菜にとって何が必要かわかるんですよ。
野菜と向き合い会話する
夏場と冬場では九条ねぎの育つ環境が全く違います。なので季節に応じた育て方が必要です。特に植え付けのタイミングは収穫に大きく響くため、常に気を遣っています。また一日の中でも朝と夕方では野菜の「顔色」が変わるんです。毎日自分たちの目で見て、手で触って、野菜が出す小さなサインも見逃さないようにしています。
大切そうに九条ねぎを持つ渋谷さん
良い野菜ができた時はとにかく嬉しいですし、さらにお客様や取引先から「おいしい」と声をかけてもらうと力になります!今後は品質の高い野菜を年中お届けするため、天候に左右されない栽培に力を入れたいです。種まきのタイミングや植え付け方法など、色んなアプローチで挑戦していきたいです。
渋谷さんと洛市スタッフ
洛市さんは、うちの農園や商品のことをPRしてくれるのでありがたいです。以前も洛市さんのWEBサイトに載せてもらい、仕事仲間から「見たで!」と声をかけられました。農園のことを色んな人に知ってもらえると、社員の皆さんのモチベーションにもつながります!