お野菜のご紹介

壬生菜

京都の地名からその名が付いた「壬生菜」。「京つけもの」の一品としてもよく知られているため、京野菜の中でも認知度が高い野菜です。栄養価やシャキシャキとした食感は水菜と似ており、葉の部分が多くてヘラ状で切れ込みが無い形状から「丸葉水菜」とも呼ばれます。しっかりとした風味と、少しピリッとした辛味がおいしい野菜です。

収穫時期

  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月

壬生菜の栄養価

ビタミンC・E、β-カロテン、食物繊維などを含みます。
中でもビタミンCは、美肌効果や免疫力を高める効果があると言われています。
またカリウムやカルシウムも豊富で、骨の健康維持への効果が期待できます。

壬生菜の由来

京都市内の壬生地区で栽培されていたことに由来します。
江戸時代の農業に関わる百科事典「成形図説」には「壬生に産するもの」として「壬生菜」の語がつかわれており、このころから水菜と区別するようになったと考えられています。

壬生菜の歴史

江戸時代に京都市中京区に生まれた、京都原産の葉物野菜。壬生地区で多く栽培されていたことから「壬生菜」と呼ばれるようになりました。江戸時代末期には壬生地区が住宅地や工業地に変わってきたことから、栽培地は南下していき京都府の他の地域に広がっています。現在の「壬生菜」は水菜の変種のひとつとされ、1800年代頃に自然交雑によって生まれたと言われています。
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