おうち京料理
京甘藷で作る栗きんとん
京甘藷の素朴な甘みをいかして作る、洛市流の栗きんとんのレシピです。くちなしの実で鮮やかに色付けして、形はかわいらしい茶巾絞りに仕上げます。鍋一つでできるので、作り方は意外と簡単。おせち料理にぜひお試しください。
材料
(作りやすい分量)洛市「京甘藷」 | 2~3本(約300g) |
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栗の甘露煮(市販のもの) | 10個 |
くちなしの実 | 1個 |
水(茹で用) | 適量 |
[ A ]
栗の甘露煮のシロップ | 50cc |
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砂糖 | 50g |
みりん | 小さじ2 |
塩 | 少々 |
作り方
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京甘藷は幅1cmの輪切りにし、厚めに皮をむいて水(分量外)に30分ほどさらす。
くちなしの実は粗く砕き、お茶用パックに入れる。 -
①の京甘藷の水気を切って鍋に入れ、かぶるくらいの水(茹で用)とくちなしの実を入れて強火にかける。
煮立ったら弱めの中火にして、やわらかくなるまで茹でる。
途中、京甘藷が黄色に染まったら、くちなしの実を取り出す。 - ②の茹で汁を50ccほど残して、残りの茹で汁を捨て、京甘藷をマッシャーなどで細かくつぶす。
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③にAを加えて混ぜ、弱火にかける。
木べらで時々混ぜて、軽く煮詰める。
混ぜたときに鍋底が見え、すっと消える程度の硬さになったら火から下ろし、粗熱を取る。 -
ラップに一口大くらいの量の④を取り、口をねじって形を整える。
さらに、栗の甘露煮を1個のせ、茶巾絞りにする。残りも同様に作る。