おうち京料理
堀川ごぼうの海老射込み
伝統野菜である堀川ごぼうは、その見た目とは裏腹にやわらかく香り高いごぼうです。中心部分に空洞が入っているのが特徴で、そこに肉や海老などを詰めて煮物に仕立てた「射込み」料理が楽しめます。新春のご馳走の一品にいかがでしょうか。
材料
(2人分)洛市「堀川ごぼう」 | 約10cm分 |
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絹さや | 3枚 |
むき海老 | 8尾 |
片栗粉 | 小さじ1 |
酒 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
[ A ]
小麦粉 | 適量 |
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水溶き片栗粉 | 片栗粉 大さじ1、水 大さじ2 |
[ B ]
出汁 | 400cc |
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酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
淡口醤油 | 大さじ1/2 |
作り方
- 堀川ごぼうはたわしを使ってよく洗い、5cm長さに切って、米のとぎ汁を入れた水で竹串がスッと通るくらいまで下茹でする。
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茹で上がったら水に取り、粗熱が取れたら、竹串や丸い抜き型などで中心部分をくり抜く。
くり抜いた中心部分はみじん切りにする。 -
むき海老は包丁で叩いてすり身状にする。
ボウルに移し、②でみじん切りにしたごぼう、Aを加え、粘りが出るまでしっかりと練る。 - ②のくり抜いた堀川ごぼうの内側に小麦粉を薄くつけ、③をしっかりと詰める。
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鍋にBを入れて煮立て、④を入れ、落し蓋をして弱火で20分煮る。
火から下ろし、そのまま冷まして味を含ませる。 - 絹さやは筋を取ってさっと茹で、両端にV字の切り込みを入れる。
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⑤を少し温め、堀川ごぼうを半分に切って器に盛り付ける。
煮汁に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、堀川ごぼうに回しかけ、最後に⑥の絹さやを飾る。