生産者のご紹介
新田農園
新田尚志
京都府立農業大学校を卒業後、家業の農業に従事、2015年に法人化。
今では枝豆だけでも8月の『京夏ずきん』から10月の『京丹波黒枝豆』にいたるまで、作付面積では約27ヘクタールを誇る府内最大規模の生産者です。
京の伝統野菜『堀川ごぼう』おいても府内トップの生産量と品質を誇る新田さんにお話を伺った。
取り扱い品目:
京丹波黒枝豆
普通のごぼうと比べて直径が5~6㎝以上、大きいものなら10㎝を超えるものがあるほど。太いものは中が空洞となっ
ており、京都では昔から中に食材をつめて煮物にする文化があります。京都の伝統と文化に深く関わりのあるごぼう
で、特にうちの堀川ごぼうは香りが良いのが自慢です。
京丹波という土地
京都ならではの風土が、京の伝統野菜づくりに適している理由です。良質な水と豊かな土、夏と冬の寒暖差がありつつも、風害などは少ないため養分を蓄えた野菜がすくすく育ちます。この土地だからこそ、美味しい野菜が作れるのです。
大自然の力をかりて
香りの良い堀川ごぼうを栽培するために、堆肥は有機物をたっぷり与え、じっくりと土に浸透させていきます。そのほとんどは手作業で行います。とはいえ、やはり栽培技術だけでは、自然の力には勝てません。土本来の力が大切であり、この大地の恵みあってこそだと思っています。これからも、自然と寄り添った農業を続けていきたいです。
人と人との繋がりを大切に
堀川ごぼうの栽培に取り組むなかで、いろんな人との関わりがとても大切だと感じました。料理レシピの開発から様々な商品展開まで、堀川ごぼうを他府県の方々に知ってもらえる機会が増えたのではないかと思います。一人ではできないことでも、人との繋がりによりいろんな可能性へと広がってゆく。人生の財産だと思っています。
笑顔で話してくれる新田さん
京の伝統野菜を育てること、またその栽培方法にもこだわりを持ってコツコツと積み重ねてきたからこそ、今の実績があると思っています。これからもその気持ちを忘れず、新しいことにもチャレンジしていきたいと考えています。
新田さんと洛市スタッフ
洛市さんは、資材を用意してくれるので助かっています。担当者も頑張ってくれているし、これからもたくさんうちの商品を取り扱ってください!