生産者のご紹介

はやかわ農園

早川誠也

料亭で板前の修業をしていたが、結婚を機に義実家の家業である農業をスタート。板前から農家への転身に当時はとても驚かれたという。少しずつ栽培技術を習得し、今では早川農園の中核を担う。目標は、板前修業の経験を生かして「農家レストラン」をオープンすること。
そんな誰もが気軽に集まれる場所づくりを目指している早川さんに、甘さが人気のほうれん草の秘訣を教えてもらった。

うちの自慢のほうれん草は、やわらかくて甘みがたっぷりで、少し加熱するだけでとろける食感に。「一度食べたらよそのほうれん草は食べられない!」と、嬉しいお言葉をいただくこともあります。

盆地で育むおいしさ

八幡は京都府の南部にある「山城盆地」のちょうど真ん中に位置します。冬は寒さが厳しいのですが、おかげで甘みの強いほうれん草が育ちます。夏の気候はなす作りに最適。1年を通して野菜づくりにはぴったりの土地です。

野菜の健康づくり

うちでは有機肥料を使っています。野菜はゆっくりと時間をかけて栄養を吸収し、病気にかかりづらくなっていきます。「健康は体づくりから」というのは人間も野菜も同じ!うちのほうれん草がふわっとやわらかくて甘いワケはここにあるんですよ。

一株ひと株、たいせつに

有機肥料は、化学肥料に比べて量が必要。機械では根元のところまで行き届かないので、手作業で撒いています。正直、これがとってもしんどい(笑)。でもおかげで畑を丁寧に見て回るので野菜の変化にすぐ気づきます。そして何より手間暇かけた分、おいしくなります。大変ですが、譲れないこだわりですね。

笑顔の早川さんとほうれん草畑

農業を始めてから、早寝早起の健康的な生活を送るようになりました。健康な野菜を作るためにはまずは自分も健康でないと、と思っています!料理屋さんにも野菜を届けているのですが、板前修行時代にはなかなか近づけなかった有名店の料理人の方達と知り合って野菜の話ができるようになったのも嬉しいですね。

早川さんと洛市スタッフ

洛市さんと仕事をしてありがたいのが、売上が安定することですね。市場だと、どれだけ売れるかわかりませんが、洛市は出荷した分がすべて売上になります。また、コンテナやパッケージなど必要な資材も用意してくれて、コストがかからないのも助かっています。なのでたくさん納品させてもらっています!
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