お野菜のご紹介
京人参(金時人参)
冬の京料理を彩る「京人参」。「京人参」という名前は、上品で鮮やかな椀物が多い「京料理」に欠かせない彩り野菜として用いられていたことに由来するといわれています。少量ではあるものの京都でも古くから栽培されており、特に京都で栽培された「京人参」は同じ金時人参の中でも“やわらかくて芯まで真っ赤”であることが特徴とされてきました。鮮やかな紅色の京人参は、やわらかさと豊かな甘みがあり、にんじん特有の匂いが少ないのも特徴です。京都では主に正月のおせち料理の煮しめなどの煮物に使われています。
収穫時期
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1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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8月
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9月
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10月
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11月
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12月
京人参(金時人参)の栄養価
抗酸化作用があると言われるβ-カロテンやリコピンといったカロテノイドを多く含みます。リコピンは、京人参独特の鮮やかな赤色の成分であり、トマトに含まれていることでも知られています。また血圧を下げる効果が期待できるカリウムも豊富です。