お野菜のご紹介
海老芋
京都のお正月といえば「海老芋」。おせちやお雑煮には欠かせない里芋の一種です。江戸時代中期頃に九州から京都へ持ち帰られた里芋の種を、土入れをして丁寧に育てているうちに、“海老のような反りと縞模様”を持つ質の良い芋が収穫されるようになりました。その形と模様から「海老芋」と名付けられ、おせち料理を始め“京料理に欠かせない芋”として定着したと考えられています。緻密できめ細かな肉質のホクホク食感は絶品。京都では棒鱈(ぼうだら)と炊き合わせた「いもぼう」が有名です。
収穫時期
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1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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8月
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9月
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10月
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11月
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12月
海老芋の栄養価
血圧を下げる効果が期待できるカリウムを多く含んでいます。また、粘り成分であるガラクタンとグルコマンナンは、水溶性食物繊維で、お腹の調子を整えるだけでなく血中コレステロールを下げる効果も期待できます。また芋類の中でもカロリーが低いのも嬉しいポイント。